オウガ・ジャパンは、台湾の知的財産および商事裁判所において、シャープから提訴されていた特許関連の訴訟で勝訴したと発表した。
オウガ・ジャパンによると、同裁判所は「台湾で販売されているOPPO製スマートフォンが、シャープの特許を侵害している事実はない」として、訴訟費用についてシャープが全額負担することを命じる判決を下した(109民特訴訟第52号)。
シャープは、台湾で販売されているOPPO製スマートフォンが同社のLTE関連特許1件を侵害しているとして、2020年4月1日に損害賠償請求訴訟を提起していた。
シャープの対応
編集部でシャープの広報担当者に確認したところ、台湾における今回の訴訟を含め、同社によるOPPO関連の訴訟3件は、いずれも現在係争中であるという。
また、今回の裁判に関して、「判決文を受領していないため、回答は差し控えさせていただく」というコメントがあった。
今後のシャープの対応については、「当社では、保有する知的財産権を重要な経営資源と位置付けており、当社の知的財産権が侵害されていると判断した場合は、常に厳正に対処していく所存です」とのこと。
出典:
https://k-tai.watch.impress.co.jp/docs/news/1343346.html