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性的不能治療薬「バイアグラ」の模造薬を販売目的で隠し持っていたとして、大阪府警生活環境課は11日、医薬品医療機器法違反(販売目的貯蔵)などの疑いで、台湾籍の住所不定、貿易業、曲樹花(チュイ・シュウホア)容疑者(36)を逮捕した。中国の密売組織から韓国経由で持ち込んでいたといい、大阪市内の複数の拠点から過去最多とみられる錠剤約30万錠を押収した。
また、バイアグラのロゴマークを刻印した模造薬を所持していたとして、商標法違反容疑で、韓国籍の同市天王寺区舟橋町、無職、宋徳烈(ソン・トギョル)(47)と同市西成区花園北、雑貨店経営、藤田義彦(64)の両被告=同罪で起訴=も現行犯逮捕。府警は曲、宋両容疑者が錠剤の輸入や製品化を担当し、藤田容疑者が全国の密売人に売りさばいていたとみて調べている。
曲容疑者の逮捕容疑は9月20日、西成区の集合住宅の一室で、バイアグラの模造薬など約7万錠を所持したとしている。「知人のものを袋詰めしていただけ」と容疑を否認している。
出典:http://www.sankei.com/west/news/161011/wst1610110055-n1.html