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本日の日経平均株価は反発、為替は終始110円台を推移しましたが、好決算銘柄を中心に買われ全体的にしっかりで、日経平均は3日ぶりの反発。日銀のETF買い需要を意識した押し目買いなどで自律反発となりました。後場に入ると金融や保険が上昇するも上げ幅は限定的。本日の東証1部、朝方売りが先行したものの大引けでは値上がり銘柄数が増え、取引終了時には値上がりが1112銘柄、値下がりは812銘柄、変わらずが97銘柄で、値上がり銘柄数が値下がり銘柄数を大幅に上回りました。反面で新興市場は軟調、マザーズは前日比4%近い下落、アンジェス<4563>の大幅下落が個人投資家の投資マインドの悪化を招き、追証発生を嫌った売りが指数を押し下げました。ジャスダックも連れ安。東証一部の売買代金は2兆6035億円、出来高は19億4453万株。
■日経平均のテクニカル分析
日経平均株価は反発するも2万円の節目を抜けない展開に。一目均衡表の雲の上限と5日移動平均線が上値の抵抗に。週足チャートでも一目均衡表の転換線が上値の抵抗となっており、短・中期で気難しい展開が予想されます。月足チャートはしっかりですが、ピーク高値から緩やかに下落、ボリンジャーバンドではまだ+1σより上に推移しておりますのでトレンドが崩れるほどのサインは出ていません。
■今日動いた注目の銘柄群
<4696>ワタベウェディング
18年3月期第1四半期連結決算で、営業利益は4億4600万円と通期計画1億円から大きく上振れたことが伝わり大幅続伸。リゾート挙式の単価上昇やホテル・国内挙式の客室リノベーション効果などで増収増益となりました。
<3920>アイビーシー
ブロックチェーンに関するソフトウェア・サービス事業のiBeed等と業務・資本提携について基本合意。アイビーシーは直近でもパクテラ・コンサルティング・ジャパンとの提携などブロックチェーン分野における取組を進めており、今後はブロックチェーン技術を利用したプラットフォーム及びアプリケーションの開発に注力する模様です。
<3929>ソーシャルワイヤー
18年3月期第1四半期連結決算で経常利益が前年同期比2.3倍となったことが買い材料視され一時ストップ高を付けました。プレスリリース配信代行「アットプレス」の配信数増加やメディアクリッピングの「アットクリッピング」が伸長、業績に寄与しています。
<4576>デ・ウエスタン・セラピテクス研究所
子会社日本革新創薬が名古屋大学発創薬ベンチャーのアイ・エヌ・アイから導入した神経変性抑制剤に関する物質特許が、米国で特許査定を受けたと伝わり一時反発。米国特許の確保により、新たな神経変性治療薬の開発が期待され、本日は563円まで買われる場面がありました。
<7600>日本エム・ディ・エム
18年3月期第1四半期連結決算で売上高は前年同期比4.3%増の33憶6900万円、営業利益は同34.6%増の4憶5900万円。人工股関節製品が堅調だったことや骨接合材料分野も業績に寄与しました。本日はマドを空けての急伸となり1052円まで買われました。
出典:https://kabutan.jp/news/marketnews/?b=n201708010621