新たなブランド米「サキホコレ」の将来的な輸出も視野に入れ、秋田県は知的財産の権利侵害を防ぐために海外で商標登録を出願していましたが、このうち香港での登録が認められたことが分かりました。
「サキホコレ」は秋田県が食味にこだわって開発した新たなブランド米で、来年秋の本格販売を目指しています。
この「サキホコレ」について、県は将来的な輸出も視野に入れ、知的財産の権利侵害を防ぐために去年11月、中国と香港、台湾の商標の管理機関に「サキホコレ」の名称の商標登録を出願していました。
その結果、これまでに香港で商標登録が認められたことが県への取材で分かりました。
証明書はことし3月31日付けで、県によりますと、県が農作物の名称の商標登録を海外で出願して認められたのはこれが初めてだということです。
一方、中国と台湾での出願については現在も審査が続いていて、順調に進めば年内にも登録される見通しだということです。
県によりますと、昨年度香港に輸出された県産米は、前の年度の2倍以上の246トンと平成20年度以降では最も多くなっていて、県農業経済課では、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う「巣ごもり消費」の増加などが影響したと見ています。
県の秋田米ブランド推進室は「来年秋の本格デビューに向けて国内でブランド化を進めるとともに、海外展開も見据えて必要な準備を進めていきたい」としています。
新たなブランド米「サキホコレ」の将来的な輸出も視野に入れ、秋田県は知的財産の権利侵害を防ぐために海外で商標登録を出願していましたが、このうち香港での登録が認められたことが分かりました。
「サキホコレ」は秋田県が食味にこだわって開発した新たなブランド米で、来年秋の本格販売を目指しています。
この「サキホコレ」について、県は将来的な輸出も視野に入れ、知的財産の権利侵害を防ぐために去年11月、中国と香港、台湾の商標の管理機関に「サキホコレ」の名称の商標登録を出願していました。
その結果、これまでに香港で商標登録が認められたことが県への取材で分かりました。
証明書はことし3月31日付けで、県によりますと、県が農作物の名称の商標登録を海外で出願して認められたのはこれが初めてだということです。
一方、中国と台湾での出願については現在も審査が続いていて、順調に進めば年内にも登録される見通しだということです。
県によりますと、昨年度香港に輸出された県産米は、前の年度の2倍以上の246トンと平成20年度以降では最も多くなっていて、県農業経済課では、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う「巣ごもり消費」の増加などが影響したと見ています。
県の秋田米ブランド推進室は「来年秋の本格デビューに向けて国内でブランド化を進めるとともに、海外展開も見据えて必要な準備を進めていきたい」としています。
出典:https://www3.nhk.or.jp/lnews/akita/20210518/6010010490.html