日本音楽著作権協会(JASRAC)は9日、著作権が消滅していた米国の作曲家、ジョージ・ガーシュイン(1937年死去)の楽曲のうち337曲を、83年に死去した兄、アイラとの共同著作と確認したため、管理を再開すると発表した。
来年1月から演奏や録音、配信などをする際、使用料が新たに発生するか、料金が上がる。対象楽曲は「誰かが私を見つめている」「アイ・ガット・リズム」「サマータイム」など。アイラが関わっていない人気楽曲「ラプソディー・イン・ブルー」「パリのアメリカ人」などは含まれない。
JASRACによると、米国の著作権管理団体からガーシュイン兄弟の共作を示す新たな資料の提出を受けたという。ジョージの著作権は98年5月に消滅したが、アイラの著作権は最短で2053年末まで存続する。
出典:
https://www.sankei.com/article/20210909-F35O6CL7O5MBBBXL4CDIMFHOZM/