巨大な仮想空間を指す「メタバース」(中国語では「元宇宙」)がブームとなっている。これを受け、IT大手テンセント(騰訊控股)やソーシャルEC「小紅書(RED)」、動画配信大手「愛奇芸(iQiyi)」など多くの企業がメタバース関連の商標を出願したものの、そのほとんどが却下されているという。
中国国家知識産権局(CNIPA)は2月21日、中国メディア「澎湃新聞(The Paper)」の取材に応じ、次のように述べた。
商標データベースには現時点で、「元宇宙」や「METAVERSE」を含む商標出願が1万6000件以上登録されている。中国国家知識産権局は、商標法およびその関連規定に基づき審査を進める。人気便乗や投機目的など、悪質な商標登録には断固反対し、厳しい取り締まりを行う。
出典:https://36kr.jp/176133/