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徳島県名産の「徳島すだち」と地鶏の「阿波尾鶏」が国の「地理的表示保護制度」に登録され、地域ブランドとして保護されることになりました。
「地理的表示保護制度」は、地域独特の生産方法などが高い品質につながっている農水産物や食品を登録して、国が保護し、模倣品などを防ぐ制度です。
8年前の導入以降、愛媛県西予市の「伊予生糸」や、香川県の「善通寺産四角スイカ」など、120点以上が登録されてきました。
新たに登録された「徳島すだち」は、徳島県内で古くから自家用を中心に栽培され、今では全国の出荷量の98%を占め、飲食店での需要も高いことが評価されました。
また、「阿波尾鶏」は県内で飼育されてきたしゃもなどを交配して開発し、平成10年度から24年間、地鶏の肉の出荷量で全国トップであることが評価されました。
「徳島すだち」と「阿波尾鶏」は「GIマーク」という認定マークが与えられ、保護されます。
県内での登録は、那賀町の「木頭ゆず」に続き、これで3点となりました。
徳島県もうかるブランド推進課は「ほかのかんきつや地鶏などと差別化ができ、大変うれしい。国内だけでなく、海外への輸出も伸ばせるように取り組んでいきたい」としています。
出典:https://www3.nhk.or.jp/lnews/tokushima/20230411/8020017229.html