新聞記事を無断で社内共有され、著作権を侵害されたとして、日本経済新聞社と中日新聞社がつくばエクスプレスを運行する首都圏新都市鉄道(東京)に損害賠償を求めた2件の訴訟の控訴審判決が8日、知財高裁であり、いずれも一審東京地裁と同様に著作権侵害を認め、賠償を命じた。
日本経済新聞社の訴訟で菅野雅之裁判長(宮坂昌利裁判長代読)は、著作権侵害に当たる記事の件数を一審が認定した829件から1266件に変更。賠償額を約460万円から約700万円に増額した。
一方、中日新聞社の訴訟で大鷹一郎裁判長は、著作権侵害の記事本数を一審の591本から232本に変更し、賠償額を約190万円から約130万円に減額した。
首都圏新都市鉄道の話 判決文を精査していないため、コメントは差し控える。
出典:https://www.jiji.com/jc/article?k=2023060801049&g=soc