IPニュース
Home > IPニュース
2025年7月7日、台風ダナスが台湾を襲来した影響により、一部地域で政府が休業を発表するなどの混乱が生じた。これを受け、経済部智慧財産局は、特許および商標に関する各種申請案件について、法定期間内に手続きを行うことができなかった場合、「原状回復の申請」が可能であることを発表した。
同局によれば、天災や申請人に責任のない事由により法定期間内に手続が行えなかった場合は、「特許法第17条および施行細則第12条」、「商標法第8条および施行細則第9条」に基づき、原状回復を申請することができる。
今回の台風およびその後の豪雨により、地方自治体が業務停止を命じたことで申請手続が遅延した場合、申請人は関連する証明書類を添付の上、原状回復を申請することが求められる。智慧財産局は、個別の事情を考慮し、原則として柔軟に対応する方針を示している。
出典:https://www.tipo.gov.tw/tw/trademarks/649-34673.html