IPニュース
Home > IPニュース
(中央社記者黄巧雯台北6日電)ドミノピザは、ピザハットが今年発売した火山溶岩ピザが模倣に当たるとして法的措置を取ると主張している。これに対しピザハットは本日声明を発表し、この火山ピザはドミノピザの独創ではないと述べた。ドミノピザは、正統な火山ピザブランドを積極的に守ると表明し、既に専門弁護士チームに依頼しているという。
ピザ業者のピザハットは今年6月に火山溶岩ピザを発売したが、ドミノピザはこれを模倣であるとして法的措置を取る構えである。
ピザハットは本日の声明で、ドミノピザが「火山ピザ」商品を独創性のある製品であると主張しているが、調査によると同ブランドが火山ピザを発売する以前から、市中のレストランやネット上のレシピにおいて、形状デザインや名称が極めて類似した料理が既に多数出現しており、これにより市場初創ではないことが明らかであると述べた。
ピザハットは、経済部知的財産局の関連ウェブサイトの公開情報によると、ドミノピザが出願した「火山ピザ」商標登録は既に知財局から拒絶理由通知を受けており、知財局はドミノピザが出願した火山ピザ商標登録について、初期審査の結果商標識別性を有しないと明確に指摘していると述べた。
ピザハットは、ドミノピザが自社の火山ピザに独創性があり著作権保護を受けているなどと主張していることは事実に符合せず、またドミノピザが称する「法的措置を取る」についても、ピザハットは裁判所からの正式な法的文書を受け取っていないとしている。
ピザハットの疑問に対し、ドミノピザは声明を発表し、2024年初めから火山ピザを発売して以来、消費者に火山ピザを認識してもらうため相当な資源を投入し、広大な消費者の歓迎と支持を受けており、長期にわたってドミノピザの看板人気商品であると述べた。
ドミノピザは、現在市場に外観及び食べ方が極めて類似した商品が出現しており、明らかに棚ぼた式の利益を享受していると指摘し、正統な火山ピザブランドを積極的に守り、現在全て専門弁護士チームに処理を委ねていると述べた。
出典:https://www.cna.com.tw/news/ahel/202508060285.aspx