生成AIを利用して作られた音楽が急速に広がる中、JASRACは、単純な指示に基づいてAIが歌詞も曲も生成したものは「人間の創作的寄与が認められない作品」として、著作物に該当しないなどとするガイドラインを公表しました。
JASRAC=日本音楽著作権協会は11日、AIを利用した作品の取り扱いに関するガイドラインをホームページで公表しました。
この中で、単純な指示に基づいてAIが歌詞も曲も生成したものについては「人間の創作的寄与が認められない作品」として著作物に該当せず管理を引き受けないとしています。
このため、こうした楽曲の作者は、JASRACに楽曲の使用料の請求や分配を委託できないということです。
一方で、単純な指示に基づいてAIが生成したのが歌詞か曲のいずれかだけの場合は、人が創作した部分のみを管理する対象として取り扱うとしています。
こうした作品を届け出る際には、どの部分をAIが生成したかを記載するよう求めていて、虚偽があった場合は法的な責任が生じるとしています。
JASRACは「生成AIが近年急速に高度化し普及が進む中、ガイドラインを公表することで、音楽制作に関わる多くのクリエーターにはAIの取り扱いや、何に創作的な価値があるのかを知ってもらいたい」とコメントしています。
出典:
https://news.web.nhk/newsweb/na/na-k10015148991000