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アメリカの国際貿易委員会は、トヨタ自動車やホンダなどの自動車部品として使われている電気モーターがアメリカの企業の特許を侵害しているとする訴えを受けて、調査を始めることを明らかにしました。
アメリカで貿易問題を調査する国際貿易委員会は先月28日、トヨタ自動車やホンダなどの自動車部品として使われている電気モーターがアメリカの企業の特許を侵害していないかどうか調査を始めることを明らかにしました。
調査の対象は、トヨタやホンダをはじめ、自動車部品メーカーのデンソーやアイシン精機、それにドイツのBMWなどです。今回の調査は、アメリカ企業の訴えを受けて行われるもので、国際貿易委員会は、45日以内に調査が完了する日程を定めるとしています。仮に特許侵害が認定されれば、この部品を使った自動車の販売に影響が出る可能性があります。
国際貿易委員会は、日本などの鉄鋼メーカーが製造する製品が不当に安く輸出されアメリカのメーカーに損害を与えていると認定したほか、東芝が製造している半導体が台湾の半導体メーカーの特許を侵害している可能性があるとして調査を行っています。
出典:http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170501/k10010967611000.html