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【ワシントン時事】米メディアによると、中国政府はトランプ大統領と家族が申請した「トランプ」ブランドなど38件の商標を事前承認した。中国が大量の商標をまとめて承認するのは極めて異例とされる。米国では、公職者が外国政府から便宜を得ることを禁じた憲法に抵触するとの批判も出ている。
報道によると、商標はホテルやゴルフ場、飲食店、不動産、警備会社などに関するもので、昨年4月に申請され、このほど中国当局が承認した。中国は2月上旬にもトランプ氏の商標を1件承認。これは10年間の法廷闘争の後、同氏の大統領選勝利で突然認められたものだという。
トランプ氏は大統領就任に際し不動産事業などを信託化して息子らに譲渡したが、信託を解約すれば直接利益を受けられる立場にある。
出典:http://www.jiji.com/jc/article?k=2017030900340&g=int