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EMS(電子機器の受託製造サービス)世界最大手の鴻海精密工業が出資するフランスの高級音響機器メーカー、DEVIALET(デビアレ)は14日、同社にとって台湾初となる体験型ショールームを開設した。アジアでは香港、シンガポールに続く3店舗目となる。
15日付経済日報などによると、ショールームは台北市信義区の超高層ビル「台北101」に併設されているショッピングセンター(SC)「台北101購物中心」内に開設。新商品のワイヤレススピーカー「ゴールドファントム」などを展示する。
オープンに合わせて訪台したピエール・エマニュエル・カルメル共同創業者兼最高技術責任者(CTO)は、「台北への進出はアジア市場開拓の上で重要な一歩となる。今後は韓国や日本にも進出したい」と意気込んだ。今後のアジア市場開拓に向け、台湾では従業員約100人を採用する計画だ。
デビアレは2007年にパリで創業。ADH(アナログ・デジタル・ハイブリッド)と呼ばれる独自の特許技術を持つ。鴻海の主要顧客である米アップルが高く評価しており、製品は欧米のアップルストアで販売されているという。鴻海は16年11月に子会社を通してデビアレに1,600万ユーロ(約19億6,700万円)を出資。株式の4.2%を取得している。
出典:https://www.nna.jp/news/show/1622888