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トランプ米大統領の不動産会社、家紋の盗用を非難される
2017-06-16
 

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トランプ米大統領の不動産会社、家紋の盗用を非難される

2017-06-16

ドナルド・トランプ米大統領が最近直面している中で最も過激なスキャンダルではないかもしれないが、トランプ氏の不動産会社が盗作の紋章を使って米国内の商業施設を宣伝していると非難されている。

問題の紋章は1939年にジョセフ・エドワード・デイビース氏が登録した紋章とほぼ同一の模倣であると米紙ニューヨーク・タイムズが報じた。模倣した紋章はゴルフカートからソックスまですべてのものに刻印されており、元の紋章に一つだけ小さな変更をしただけだ。オリジナルには「Integritas(高潔さ)」の文字があるが、模倣版には「Trump(トランプ)」とある。

デイビース氏は米国の外交官で、マージョリー・メリウェザー・ポスト氏の夫であった。ポスト氏は大統領が現在所有する別荘マール・ア・ラーゴを建てた人物だ。そして大統領はおそらくそこで最初に紋章を見たと思われる。2つの紋章の類似性は、デイビース氏の孫で元上院議員ジョセフ・タイディングス氏も同別荘を訪れた際に指摘した。タイディングス氏はニューヨーク・タイムズ紙に、トランプ・オーガナイゼーションが紋章を使うことを許可していないと話した。

スコットランドの紋章を管理する職員が、トランプ氏が模倣した紋章を使ってアバディーンのゴルフ場を宣伝しようとした際に、この件に注目。同氏がコート・オブ・ロード・ライアン(スコットランドの紋章局)に登録していないことに気づいた。この紋章局は紋章の申請すべてを承認し、紋章の不適切な使用に対して提訴する権限を持つ。

イングランド、ウェールズおよび北アイルランドの機関である紋章院に当該の紋章の商標登録が申請されたが、紋章院が既存の紋章からデザインが盗作されていることを指摘し、申請は却下された。トランプ・オーガナイゼーションが変更した文字の部分はデザインの一部とはならないため、当局の目には2つの紋章が同一のものに見える。

紋章院の下級紋章官である「ルージュ・クロワ・パーシバント」のジョン・ピートリー氏は、「これを新しい紋章と認めるわけにはいきません」と話した。「過去承認されたものにはない、少なくとも2つの線が必要です」

ピートリー氏はさらに、トランプ氏が紋章の色を黒と金に変更しただけでは十分ではないと述べた。

出典:http://www.bbc.com/japanese/40246281