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オゾンの除菌剤開発 消毒器ベンチャー・Eテック
2018-02-08
 

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オゾンの除菌剤開発 消毒器ベンチャー・Eテック

2018-02-08

歯科用の消毒器を製造するEテック(神戸市中央区)は4月にも、強力な殺菌力と安全性を両立させたオゾンの除菌剤を発売する。スプレー式で扱いやすく、病院や救急車を運用する自治体に売り込む。今年で構想から20年の節目となる神戸の医療産業都市で、地元発ベンチャーの新製品として注目されそうだ。(高見雄樹)

 同社は酸化作用が強く、ウイルスの死滅に有効とされるオゾンを、アルコールの中にとどめておく独自技術を開発した。昨年末までに、日本、米国、欧州連合(EU)で特許を取得し、台湾でも間もなく認められる見込みという。

 同社は、オゾンを油に溶かし、除菌効果がある潤滑油は既に商品化している。新製品の「アルタント」は揮発性を高めることで拭き取りなどの後処理を不要にしたのが特長。手術器具を洗浄する前処理や診療台の除菌などを想定する。医療用の消毒剤は人体への刺激が強いため、低刺激で強力な効果が得られるオゾンへの需要はあるとみている。1本2800円(220ミリリットル入り)。

 神戸市兵庫区に製造設備を新設し、4月から本格的な営業活動を始める。国内では医薬品としての認証取得に時間がかかるため、海外展開も同時に進める。

 同社は1996年設立。2017年5月期の売上高は約2億円、従業員9人。吉田英一社長(65)は「エビデンス(客観的な根拠)をさらに積み上げ、高度な医療現場にも浸透させたい」と話している。

出典:https://www.kobe-np.co.jp/news/keizai/201802/0010967712.shtml